2018.11.12
糖尿病~11月14日は世界糖尿病デー~
世界では糖尿病が深刻な問題となっていますが日本も例外ではありません。
厚生労働省の平成28年に実施した「国民健康・栄養調査」によると
糖尿病有病者と可能性を疑われる者はいずれも1,000万人となり
男性の約16%、女性の約12%は糖尿病の可能性があるという結果でした。
糖尿病とは?
食べ物から得た糖質を、うまくエネルギーとして利用出来なくなる
膵臓の病気です。
糖質を「身体をうごかすエネルギー」にかえるためには
膵臓から分泌されるインスリンが血液中のブドウ糖をエネルギー源として
取り込む手助けをしなくてはなりません。
しかし、膵臓が十分なインスリンをつくれなかったり作用に問題があると
うまくブドウ糖をエネルギーにかえられなくなってしまうのです。
その結果、血液中のブドウ糖が尿と排出されていきます。
詳しい原因はまだわかっていませんが
●腎臓の病気
●インスリン抵抗性
●遺伝
●ウイルス
などが原因といわれています。
糖尿病には二つの種類があります
子どもや若い人が発症し日本人には少ない「1型インスリン依存症糖尿病」、
そして40歳以上の発病者が多い「2型インスリン非依存症糖尿病」です。
後者は過食や運動不足により
インスリンが過剰分泌されることによっておこります。
糖尿病の症状
初期の段階ではほとんど自覚症状はありません。
以下の症状が長く続く場合は糖尿病を疑いましょう。
●多尿・頻尿になる
●のどが渇く
●痩せてくる
●多食になる
●疲れやすい
●眠たい
●目がかすむ
●寝起きが悪い
●皮膚がかゆい
しかしまず、自覚症状があらわれる前に定期検診や人間ドッグで
糖尿病検査をうけ早期発見をすることが重要です。
現在では尿検査キットも市販されており簡単に検査することもできます。
糖尿病の合併症
糖尿病に気づかなかったり治療をおろそかにすると
全身の老化を早め深刻な合併症を引き起こします。
平均して5年ほどでいろいろな障害があらわれはじめます。
糖尿病は予防が大切
一度発病すると残念ながら完全治癒することはありません。
糖尿病の多くは過食、運動不足、肥満の影響が大きいため
生活環境の改善が予防の基本となります。
糖尿病を防ぐ3か条
1 標準体重を意識する
肥満かどうかはBMIを参考にするのも方法の一つです。
BMI計算方法
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
日本人はBMI値が22程度が標準です。
2 食生活を改善する
規則正しい食事・バランスのとれたメニュー・適正エネルギー量の食事です。
3 適度な運動を続ける
健康的な食事・運動方法については日本人の肥満問題で紹介していますので
参考にしてみてください。
大切なのは毎日の生活です。
自分のために家族のために
毎日を少しでも健康的に過ごす工夫をしてみましょう。
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糖尿病とその予防
監修:医学博士 中原英臣
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