2018.11.01

HIVは自覚症状がない!

HIVは、HumanImmunodeficiencyVirus(ヒト免疫不全ウイルス)の略で

1983年に発見されました。

このウイルスに感染すると、免疫機能の主役である白血球の一種、

リンパ球が破壊され、免疫機能が少しずつ弱くなっていきます。

その後、免疫力が落ちることによって様々な病気にかかりやすくなり

肺炎や腫瘍、神経症状などの日和見感染症を発症すると

AIDS(後天性免疫不全症候群)と診断されます。

 

HIV

 

HIVの無症状期間

感染後、多くの人は無症状期間が平均10年程度続きます。

やがて、抵抗力が落ちることで発症する疾患が現れます。

 

●寝汗や発熱が続く。

●首のまわり、脇の下、股のつけねなどリンパ腺が腫れる。

●原因もなく急激に体重が減る。

●下痢をするようになり食欲がなくなる。

●口の中に白い斑点ができる。

 

HIV初期症状

このような症状がしつこく続き、だんだん重くなっていきます。

→他の病気でも同じような症状がでることがあり

必ずしもHIVが原因とは限りません。

症状が数週間続く場合医師の診察を受けてください。

 

H30年新規HIV感染者数

H30年1月〜6月24日時点での新規HIV感染者は426人。

年齢は20〜40代に多く、日本のHIV感染者数は年々増加しています。

(参照:エイズ予防財団「エイズ動向委員会発表」)

予防、早期発見が重要です。

保健所等で無料・匿名のHIV検査を実施しています。

不安な場合はお住まいの地域の保健所に相談してみましょう。

 

 

HIV感染を防ぐため積極的に自己防衛しましょう

いつでも節度ある性行動をこころがけましょう。

相手を繋ぎとめたいから、アルコールの勢いで、興味本位で…

このような理由で曖昧にしていませんか?

コンドームも正しく使わなければ100%安全というわけではありません。

相手のことをよく知った上で、安全な性行動を選択しましょう。

 

 

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