2019.7.1

 

日本肝炎デー

毎年7月28日は、日本(世界)肝炎デーです。

B型・C型肝炎ウイルスの患者・感染者は合わせて

全国で300万人以上にのぼると推計され

国内最大級の感染症と言われています。

今回はウイルス肝炎についてお話します。

ウイルス肝炎とは

ウイルスが原因で肝臓に炎症が起きる病気です。

A型〜E型までありますが、日本で多いのはB型とC型です。

◯B型

感染者の血液・体液を介して感染します。

日本の感染者数は推定110万人~140万人とされています。

ウイルス性肝炎の中では感染力が強いのが特徴で

ウイルスの持続感染者(キャリア)が存在します。

◯C型

主に感染者の血液を介して感染します。

感染すると慢性肝炎、肝硬変、肝がん等の病気になりやすいのが特徴です。

キャリアが存在します。

 

症状

ウイルスのタイプは違っても、症状には多くの共通点があります。

● 身体がだるい   
● 発熱       
● 吐き気
● 食欲不振
● おう吐
● 味覚・臭覚の変化
● 右わき腹の痛み
● 筋肉痛、関節痛

ウイルス肝炎

しかし、ウイルス肝炎の怖い点は、自覚症状がない人がいることです。

ただの風邪かな?と思って検査を怠ると、長い時間をかけて

病気が進行していることもあります。

周りにウイルス肝炎の患者がいるなど、少しでも気になる点があれば

迷わず医療機関で検査をしましょう。

 

ウイルス肝炎の治療法

ウイルス肝炎がわかったら、まず医師に相談しましょう。

そしてとにかく肝臓を休めること!

抗ウイルス剤など、発病を抑えるための処置をすることもあります。

 

いつかウイルス肝炎を「過去のもの」と呼べるよう

正しい知識や予防策を学びましょう!

そして家族や友達と知識を共有し、大切な人を病気から守りましょう!

 

 

今回の詳しい内容は…

 

ウイルス肝炎

    ウイルス肝炎

監修:医学博士 中原 英臣

 

 

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