2018.10.12
HIV・エイズは治療できる時代
昔は「死の病」と恐れられたエイズですが
医療の発達により現在は「治療できる病」になってきました。
今回はエイズの基礎知識についてお話します。
エイズの原因はHIVと呼ばれるウイルスです
エイズ(後天性免疫不全症候群)は、
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)と呼ばれるウイルスに
感染することで起こる病気です。
長い潜伏期間があり、感染後すぐインフルエンザに似た症状が
一時的に出ることかありますが、自覚症状ではわかりません。
ほとんどの人がHIVに感染したあと数年間は、
症状があらわれることがないのです。
世界のHIV感染者は約3,670万人
2017年11月発表、UNAIDS(国連合同エイズ計画)は
世界規模のHIV/エイズの流行によって2016年には約100万人が命を落とし
約180万人が新たにHIVに感染したと推計しています。
日本のHIV感染者数は2万7,000人にのぼっており
2008年頃からは年間で新たに1,100人程がHIVに感染しています。
HIVの感染を予防するには
エイズの主な感染経路は3つです。
1つは性的接触による感染、2つめは血液による感染、3つめは母子感染です。
特に、一般の人が気をつけなければならないのは性的接触による感染です。
不安のあるセックスをひかえることが、HIV感染を確実に予防します。
相手も自分も、HIVに感染していないことが明確で
お互いにほかのセックス・パートナーがいないこと
はじめから最後まで正しくコンドームを使ったセックスをしましょう。
体からHIVを完全になくすことは、現在の医学では難しいですが
ウイルスの感染を早く見つけ適切な治療をすれば
発病をおさえて健康な人とかわらない生活を送ることができます。
少しでも不安なことがあれば、迷わずHIV検査をうけましょう。
次回はエイズの治療についてお話します。
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